つまみずブログ

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知っておくと安心!銀行での相続手続きに絶対必要な物5選

おばあちゃんが突然亡くなっちゃって、葬儀代を何とか工面したいけど、どうやっておばあちゃんの口座からお金をおろすんだろう…。

複数の銀行にお金を預けてたみたいで、書類をそろえるのも大変そうだ…。

そんな状況に見舞われてしまい、困ったことはありませんか?
実際電話を受けると、かなりの頻度でご相続のご相談をされる方がいらっしゃいます。


現役金融機関職員が、各銀行に最速1回多くて3回、窓口に行っただけで手続きを終えられる物を5つご紹介します!




どんな相続手続きでも、必ず必要な物5選

  1. 亡くなられた方(被相続人)の生まれてから亡くなるまでの情報が載った戸籍謄本
  2. 窓口にて相続手続きをされる方(相続人)の戸籍謄本
  3. 相続手続きをされる方の実印
  4. 実印の印鑑証明書
  5. 相続手続きをされる方の本人確認書類

相続手続きに必要なものは、基本どの金融機関でもそうは変わりません。
三井住友銀行やゆうちょ銀行等の有名な機関や、地方の金融機関であっても、こちらの5つは必ず必要になります。
また、金融機関の相続は簡易相続(預金額が100万円以下の場合等適用)と通常相続(預金額が101万円以上の場合等)に分かれております。
簡易か通常かによって、プラスでご用意いただかなければならない物もございますが、この5つを持っていけば簡易相続は1回、通常相続は多くて3回窓口にご来店いただくことでお手続きすることができます。
下記に、それぞれの書類の入手方法や注意点などをまとめましたので、参考になさっていただければ幸いです!

手続きに必要な書類の入手方法

※戸籍謄本、印鑑証明書は、取得から3か月以内のものであれば各金融機関で使いまわしOK
必ず原本をお持ちください!偽造防止の為、コピーは受け付けることができない金融機関がほとんどです。

  • 被相続人の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本(銀行ではよく”除籍謄本”と呼ばれます)

入手法:亡くなった方の本籍がある市町村役所に申請する。
注意点:引っ越し等をして、本籍地が変わっていた場合は、その地の役所でも戸籍謄本をとる必要があり。
本籍地を何度も変えていた方は、書類を揃えるのが大変になってしまいます…。
しかし、郵送で対応してくれる自治体もかなり増えていますので、ご自身で取りに行く前に一度役所にご連絡されることを、おすすめいたします!

  • 窓口で相続手続きをされる方の戸籍謄本

入手法:本籍地の市町村役所に申請する。
注意点:被相続人の配偶者である等、被相続人の戸籍謄本の中に含まれる場合は、取る必要なし。
亡くなった方との関係性を調べるために、提出いただく書類です。

  • 相続手続きをされる方の実印・印鑑証明書

入手法:ご自宅から持ってきていただく・実印登録をした市町村役所に申請する。
法的手続きを行うため、書いていただく書類に押印いただく際、すべて実印でお願いしている金融機関がほとんどです。
また、実印が本物であるかどうかを調べるために、印鑑証明書は必要となります。

  • 相続される方の本人確認書類

こちらに関しては、運転免許証・運転経歴証明証やマイナンバーカード等の、顔写真があるものでしたら1点、保険証や年金手帳等の、顔写真がないものの場合は2点ご提示いただく場合が多いです。
相続人が本人であるかを確認させていただく際必要となってきますので、お持ちくださいませ。




持ち物とは異なりますが、よりスムーズにお手続きいただく為に、ご来店される日時等を金融機関に前もってご連絡いただくことをおすすめします!

最後までお読みいただきありがとうございました!
参考になりましたら、嬉しいです。
これからも、色々な情報を発信してまいりますので、ぜひ見てくださいね。

ではまた!